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バックナンバー 螢光板
588号/2008. 11月号

 畏友からの便りの中にR&Iよりの格付け(株式会社 格付け投資情報センター)の切り抜きがあった。これは本来、事業体の財務の健全性を客観的に現す指標で投資家にとっては重要な判断材料の一つである由。03年からは学校法人にも導入されている。

 ▼この格付けは言わば大学力ともいうべきもので、経営、財務の情報公開などが社会的に要求されるようになった現在、 第三者による評価が必須で、既に15の大学が格付けを取得し公表している。ランクは21段階もあり、詳細で本学は上位のAAのランクにある。

 ▼今や少子化時代を迎えて、大学教育は変革期にあり、その変化への対応力が求められている。とくに経営の安定化は不可欠で、また補助金収入の削減が伝えられる中での教育環境の整備もまた急務である。が、学納金をアップするわけにはいかない。

 ▼そこで、高まるのは寄付金応募への見直しで、これが重要な鍵を握ることになる。これまで記念図書館や先端技術研究所の建設などで浄財を募ったり、企業からの寄付講座を積極的に導入して来たが、今後もこの方面への期待は大きい。

 ▼寄付金募集には課題が多いが、寄付金が自由に使える時代は終焉したと思われる。が、経済環境に左右されることなく、安定的に浄財を受け入れるための方策が求められても良いのではないか。例えば02年からの寄付金税制の優遇措置などの情報開示、寄付に対する説明責任と謝意の表明は最も大切ではないか。これは寄付を受ける側の社会的責任でもあろう。11月、学部長が再任された。寄せられる期待は大きい。



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