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バックナンバー 螢光板
624号/2012. 6月号

 W杯の最終予選でサッカー男子全日本チーム(通称ザックジャパン)がすばらしい3試合をみせてくれた。得点能力が低いと酷評されてきた従来のチームとは別と多くの人が感じたのではないであろうか。海外で活躍している選手が多くなり、今まで憧れの対象でしかないチームから招かれる選手も出現した。各選手が自信に溢れ、普段の力を出しているようにみえる。彼らの「準備はしてきた」という言葉が生きている。どんなに本番に備えてきても結果が伴わないことがあり、レフリーの気まぐれな笛に悩まされることもあるようだ。3試合を見て確実に若い力が鳴動を始めた感がある。代表チームというのは実にフレキシブルでありながら結束が固い組織にみえる。チーム力を実践しながら練り上げていくプロセスが今回は様々な制約を乗り越えてきたのだろう。監督の意向を理解してチームの一人ひとりが主体的に動いているようであった。主体的な動きといえば「なでしこジャパン」が思い浮かぶ。このW杯最終予選を見ていると今更ながら昨年の全日本女子チームが成し遂げたことの偉大さに感銘を新たにする。様々な制約を乗り越えて活躍する若い人たちはわれわれの誇りであり、いろいろな世代、いろいろな部門でいまだ多くの障害や制約のなかで苦闘されている人々の希望でもある。足元の母校をみれば地道に努力している若い姿がある。彼らの活躍できる場を増やしたい。ところで男子チームの愛称にはいつも監督名がつくのに、なぜ女子は「なでしこジャパン」と呼ばれているのだろう。



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