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バックナンバー 螢光板
635号/2013.7月号

毎年100人を超える新入生が医学部に入学してくる。出身高校等、本学へ至る路は様々だ。日本大学には多くの附属校があるため、15人程度は統一試験と医学部で行われる二次試験をパスした学生が、附属校からも進学してくる。実は筆者は、この15人程度の1人として附属校から進学した口である。その他公立、私立高校等からの入学者が多いが、社会人経験をされてからの入学者も少なくない。

私の息子は幼稚園の年長生になり、将来の夢を聞くと「お医者さん」と答えた。私自身は本人の得意な畑で伸びて、世の中で少しでも役に立つようになってもらえれば医師でなくても良いと考えている。父親が強いた訳では無い。しかしながら、より質の高い教育を受けさせてやりたいというのが親心である。小学校受験の試験時期のメインは秋であり、中学受験や高校受験と異なり、保護者面接を課してくる学校も少なくなく、半分は保護者の受験と言っても過言ではない。

さてここで医学部に至るルート、過程は、何が理想なのだろうかと考えることがある。中学受験でいわゆる御三家、新御三家と呼ばれる中学に進学する事であろうか?しかしながら社会人経験をされてから入学してくる学生の方が良医になる可能性も多分にある。僧医もいれば、落語家が本職の医師もいる。いずれにせよ、医師法第一条の精神を満たす医師であることには間違い無い。公衆衛生行政で活躍している医師も存在する。医師という資格は臨床医のみでなく、多方面に拡がっていると私は考える。



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