バックナンバー 螢光板
660号/2016.1月号

気候的には穏やかな2016年の年明けになりました。しかし世界は穏やかとは言えず、テロの脅威はなくならず、近隣での自衛のためと称する核実験など立場の違いを埋めることの難しさを改めて認識させられる幕開けでした。すでに同窓の先生方はご承知かもしれませんが、田中理事長が本学130周年記念事業の仕上げは板橋病院の新築を含む医学部キャンパス整備だと公言され、いよいよ念願の新病院建設へ向けて具体的なプロジェクトが始動することになりました。「とうとう」、「ようやく」、「やっと」などを飲み込んで、まずは同窓の皆さまと共に心から喜びたいと思います。

新病院を語ると学生の眼の色が違ってきます。ワクワク・ドキドキ感が素直に現れます。誰でも実現可能な夢を持てば明るくなります。この大きな夢の実現へ向けて新医学部長の下で良質の医療を、より効率的に提供して業績を回復させるため今まで以上に教職員のパフォーマンスは上がっています。

これから新病院が置かれる医療環境は未曾有の超高齢社会での医療体制となり、その期待される役割は現板橋病院と同質とは限らず、新病院を含めた医学部全体が次の時代を見据えて変化に対応できる柔軟な組織体に「脱皮する」ことが期待されています。言葉を換えれば、これからの教職員には良い医師を育成するという本学の理念を踏まえながら現状肯定だけでなく、現状否定をも同時進行させるような精神的柔軟性とタフさとが求められ、そこに新しい医療人を創造するやりがいがあると思われます。ご声援をお願いします。



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