同窓新聞
第758号(2026年1月号)
2026.03.31
螢光板
子供の頃、一度だけ正月に玄関先で家族と獅子舞を見た記憶がある。今や都会はマンションが立ち並び、家の前で獅子舞を見ることはなくなった。正月には火鉢で餅を焼いた。「福笑い」や「羽根突き」の記憶もある。今では羽根を突く女の子を見ることはないが、華やかな羽子板だけは飾り物として生き続けている。昭和の前半は本家に分家が集まって新年の挨拶をしていたようである。昭和の後半でも上司の家を部下が訪ねる姿は一般的だった。私の父も、一月三日にはかつての勤務先の新年会に顔を出していた。正月は自宅で寛いだり、親しい友人と交流を楽しみたい現代の人はお客に来てほしいとも思わないし、よそに挨拶に行くこともない。かつては一月三日まで全ての店が閉まり、街は静まり返っていた。買い出しもままならないため、あえて病院食が出る当直を志願する先輩がいたほどである。さて、今年の年末年始も公務員並みであれば九連休である。出国者数は約百万人と予想されており、今や正月は新年の挨拶回りも行われない、単なる「大型連休」へと様変わりした。「昭和は遠くなりにけり」である。救急当番が相変わらず、あるいは以前以上に忙しいのを除けば。
目次
1面
- 新年交歓会開催 総務担当理事 倉石和明(64回生)
- 我が母校 我が学生時代 上尾中央総合病院耳鼻咽喉科 副科長 原 睦子(59回生)
- 蛍光板
2面
- 新キャンパスへの道【速報】母校再生、待望の第一歩!新看護専門学校竣工と医学部 仮設校舎「33の小部屋」 医学部長 木下浩作(60回生 救急集中治療医学分野)
- 令和7年度 理事長・学長セレクトシンポジウム「医学と芸術の融合から見える世界」開催レポート 医学部内科学系呼吸器内科学分野 教授 權 寧博(65回生)
- 論壇 デフリンピック帯同医として見た国際競技の現場
3面
- 防衛医科大学校 教授就任のご挨拶 防衛医科大学校 医学教育研修センター 臨床研修部門 教授 橋本賢一(68回生)
- 主任教授就任のご挨拶 順天堂大学大学院医学研究科臨床病態検査医学 主任教授 上原由紀(71回生)
- 医学部同窓会の歴史(1-1)医学科同窓会の創設と医学科学友会からの独立 医学部同窓会監事 西成田 進(46回生)
- 学芸「口腔内環境を良好に維持する」ということ 耳鼻咽喉・頭頚部外科学系歯科 口腔外科学分野 診療教授 北野尚孝(日本大学医学部附属板橋病院 歯科口腔外科 部長)
4面
- 若い人たちにお薦めする3冊の本 皮膚科学分野 教授 藤田英樹
- 12月定例理事会
- 動向(令和7年11、12月)
5面
-
1月定例理事会
-
心に残っている患者さん 荻田貴子(おぎた小児科医院 小児科医師 59回生)
-
学生学会参加費用支援金受領者報告(同窓会が医学部学生の学会参加費を支援)第84回日本公衆衛生学会総会 高校生の長時間通学は睡眠障害と関連する〜縦断研究による検討〜 令和7年10月29日~10月31日 瀬田大智(医学部6年生)
6面
- 令和8年度同窓会60周年記念 医学奨励基金研究助成金受領者決定 学術担当理事 森岡一朗(70回生)
- 税を考える(57)大学への寄附金と確定申告 公認会計士 松田理明
- 今、学生は… (124) ブラジリアン柔術部主将 藤田直樹(医学部3年生)
- 「続」知っていますか?医学部史料室(4) 新聞担当理事 宮川美知子(59回生)
7面
- 令和7年度日本大学医学部 関連病院長会議開催される 医学部卒後教育担当 森岡一朗(70回生)
- さくら、咲かなむ 第6回 さくら、香りと記憶 内科学系・呼吸器内科学分野 教授 權 寧博(65回生)
- 君は今、何を想う〜90歳の呟き〜 第4回 アールグレイ 功労会員 大西雄太郎(35回生)
8面
- 同窓会だより 第78回生 卒後20年記念同窓会を開催 神津 悠(78回生)
- 医局紹介 当センターのご案内 日本大学病院 糖尿病・肥満症治療センター 藤城 緑

