同窓新聞
第603号(2010年5月号)
2010.07.29
螢光板
民主党政権で初めての4月を迎えた。予算の抜本的見直しを掲げていたが早くも高速道路料金体系で批判を浴びている。そもそも「改革」、「抜本的見直し」と言って国民から見て本質的に変わったと感じたためしがない。小泉郵政改革しかり。古くは土光臨調。もっとも昨年8月には既に前政権の官僚による22年度の大まかな予算が組まれていたので民主党に同情する余地もある。民主党による予算編成を2回くらい行わないと民主党色が出ないと考えるならばここは様子見か。自民党の加藤紘一代議士が「政治のできることは少ない」と言っていたが、官僚中心の日本では政権交代と言っても日本が変わるわけではなさそうだ。
昨年10月の政権発足当初にまず私たちが直面したのが、ちょうど申請の時期だった文部科学省科学研究費である。予算削減の可能性があり一時申請が止められた分野で該当者は混乱した。冬の新型インフルエンザワクチン騒動では医師である足立政務官が接種回数1回の決断をしたというリーダーシップは評価されているが、最終的にワクチンが余ってしまった。現場では収益は上がらず、忙しいだけで不評を買った。一方で新年度の一条の光は引き下げ一方だった診療報酬が一部増加に転じたことである。病院によっては経営の改善が期待されている。そして今般、民主党と太いパイプを持つ同窓の原中勝征先生が日本医師会長に当選された。原中先生は開業医であるが、もとはTNFを明らかにし、東大医科研内科の助教授を務められた学者でもある。多方面からのご活躍を期待したい。
目次
1面
- 5月定例理事会
- 我が学生時代 有賀 徹(25回生)
- 日本大学医学部同窓会・同窓交流会 参加募集のおしらせ(第1報)
- 螢光板
2面
- 論壇 医療は巨大化する成長産業?
- 福田 昇先生(54回生)日本大学大学院総合科学研究科生命科学教授に就任 池田友紀博(71回生)
- 高木健次郎先生(54回生)埼玉医科大学総合医療センター産婦人科教授に就任 柏崎 研(30回生)
- 医療管理学分野教授退任に当たって 大道 久
3面
- 学芸 眼疾患と免疫異常 鈴木利根(52回生)
- 北野周作名誉教授を偲んで-前眼部疾患の病態解明の進歩への功績者- 澤 充
- 草深竹志教授を偲ぶ 池田太郎(66回生)
4面
- 原中勝征(39回生)日本医師会長、安藤たかお(57回生)先生を激励 岡野匡雄(43回生)
- 税を考える(10)開業のための税務 その1 公認会計士 税理士 松田理明
5面
-
知っていますか?医学部史料室(110) 宮川美知子(59回生)
-
板橋病院6C病棟に無菌室を増床 八田善弘(56回生)
-
若い人たちにお薦めする3冊の本 落合豊子(48回生)
-
駿河台日本大学病院 一般外来診療担当医表
6面
- 医学部長室から(19) 片山容一(47回生)
- 町田正文先生(48回生)Yves Cotrel財団の学術賞を獲得 村井一郎(45回生)
- 日大例会の新たな試み 東風 貢(59回生)
- 新政権に望むこと 安藤たかお(57回生)
- 永井幸夫先生(47回生)が仙台市医師会長に就任 片山容一(47回生)
- 平成22年春の叙勲・褒章者
7面
- 安藤昭四郎君(26回生)を偲ぶ 鈴木佑典(26回生)
- Around the World〜この時、世界は〜(2010年4月)
- テレフォンサービス 担当医師が、お答えいたします 日本大学医学部附属板橋病院
8面
- 昭和大学客員教授 神津 仁先生(50回生)が川上賞受賞 寺田 正(62回生)
- 同窓会だより 埼玉県支部新年総会、平成21年度 豊島区支部会(櫻門医会)開催