同窓新聞
第615号(2011年7月号)
2011.10.26
螢光板
言葉の違いを明確に理解することは意外に難しく、曖昧な表現は時として感覚的であり、間違った思い込みで共鳴しあう。
例えば
決定と決断:「決定」 は物事をはっきりと決めること。似た言葉、決裁、裁可、承認。決断は、意志をはっきりと決定すること。似た言葉、英断、勇断、裁断、決心。
戦略と戦術:戦術とは 「ビジョンを実現するために、個々人がその時々に行う行動」 のこと。戦略は、ミッション (使命) を果たすために取る行動の、大局的な施策のこと。戦術は戦略に則って行われなければならず、戦略を実行するのが戦術。
リーダー(L)とマネージャー (M):Mは「管理」し、Lは「革新」する。Mは「模倣」し、Lは「オリジナル」である。Mは「維持」し、Lは 「発展」させる。Mは「費用対効果(損得)」に、Lは「可能性」に目を向ける。Mは現状を「受け入れ」、Lは現状に「挑戦」する。
リーダーがミッションを基にビジョンを示し、戦略をたてマネージャーがしっかりと確認し実行する。役割分担とは、以上の事を前提に、上下関係ではなく、仕事上の関係として役目に徹することは言うまでもない。さらに善悪、教養も含めた、民度、メンタリティーも加わり、組織体となる。いい訳や責任放棄は失点、敗北を意味する。撫子ジャパンは上記を理解し、見事に実践したのだろう。
日々是好日。謙譲好き?のてげてげ集団。「ワールドカップを観ながら、こう考えた。智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。そんな組織は地区予選敗退だ。」
目次
1面
-
医学部役員および同窓会理事会の合同懇親会 吉澤明孝(58回生)
-
我が学生時代 鈴木伸一郎(47回生)
-
平成23年春の叙勲者
-
同窓会臨時総会告示
-
螢光板
2面
- 論壇 プロフェッショナル
- 7月定例理事会
- 第10回 日本大学医療系同窓・校友学術講演会のお知らせ 武 豪(48回生)
3面
- 日本大学医学部同窓会 代表評議員・評議員名簿
- 平成23年度 同窓会60周年記念医学奨励基金奨学生決定、同窓会推薦講演決定、同窓会学術奨励賞決定
- 日本大学医学部同窓会会長・監事改選に関する告示
4面
- 若い人たちにお薦めする3冊の本 今井征二(43回生)
- 心に残っている患者さん 高橋 元(47回生)
- Q&Aコーナー 齋藤 勉(49回生)
5面
- 同窓会長室から(26) 岡野匡雄(43回生)
- 顔 長岡正宏教授(51回生)整形外科学系整形外科学分野 豊泉泰洋(73回生)、越永從道教授(56回生)外科学系小児・乳腺内分泌外科学分野 池田太郎(66回生)
- 知っていますか?医学部史料室(122) 宮川美知子(59回生)
6面
- Around the World〜この時、世界は〜(2011年6月)
- 正岡直樹先生(52回生)東京女子医科大学八千代医療センター 母体胎児科・婦人科教授に就任 平田善康(53回生)
- 藤島 浩先生(58回生)鶴見大学歯学部眼科教授に就任 庄司 純(58回生)
- 同窓会諸先生の受診システムについて
7面
- 今井嘉門先生(43回生)埼玉県立循環器・呼吸器病センター院長退官にあたって 宮本敬史(70回生)
- 最後の喫煙家 佐藤裕史(62回生)
- アンサング・ヒーロー(unsung hero)第6回 野口幸啓(53回生)
- 60周年記念文庫(77) 味覚障害の全貌 冨田 寛(26回生)著 西成田 進(45回生)
- キャンパスにみるアングル
- 地球を研究する 松岡豊治(21回生)
- メールアドレス変更のお知らせ
8面
- 仙台堀川公園から横十間川親水公園 牧山康秀(55回生)
- 同窓会だより 第6回 多摩杏桜会学術医会、平成23年度 高知県支部総会、平成23年度 山梨県支部(峡水会)総会開催
9面
- 同窓会だより つづき あらたに『日大医学部九州熊襲会』としてスタート、兵庫県支部総会
- 翠心祭美術部展覧会作品募集のお知らせ
- 同窓会写真展・出展募集
- 翠心祭広告のお願い
10面
- 同窓会だより つづき 平成22年度 茨城支部総会開催される、平成23年度 壮筍会(昭和28年卒)開催、快仁会(昭和46年卒)40周年記念クラス会