同窓新聞
第661号(2016年3月号)
2016.04.27
螢光板
受験シーズン真っ盛りである。大学受験は言うに及ばず、高校、中学受験もしかりである。本学では従前の一般入試(A方式)に加えH28年度から一般入試(N方式)を導入した。N方式とは、同一試験日、同問題で複数の学部(学科)を併願することができる日本大学の統一入試のことである。一学部しか受験できないA方式に比べ複数受験が出来、考査料も割安となる。本学部が参加した第1期は、2月1日に全国の主要都市で実施された。N入試の最終合格者は3名であるが、A入試との併願も可能である。これまで種々の理由により来京が難しかった地方の受験生も地元近くの受験会場を選ぶことが可能である
2月からインフルエンザの流行も始まっている。受験生の立場を思うとこの時期に体調を万全にして長丁場の受験シーズンを乗り切るのはかなり大変と想像される。インフルエンザをはじめとする流行性疾患に罹患している場合は原則として受験をご遠慮いただくことになっているが、1年掛けて準備をしている受験生は簡単には引き下がれない。実際ノロウイルスに罹患した受験生が会場で嘔吐してしまい、消毒が大変であったという話も聞く。体調不良者に対して大学側は別室受験を用意して対処する。秋入学であればこれらの心配も緩和されるのではと思う。
受験は大学にとっても一大事である。それは事故無くすべてうまくいってあたり前だからである。しかしその裏には考えられるあらゆる場面を想定して準備をした上で入学試験を実行している本学の精鋭達が居ることを忘れて欲しく無いと思う。
目次
1面
- 平成27年度 大学院医学研究科・医学部学位記伝達式挙行
- 我が学生時代 吉川昌三(33回生)
- 同窓会総会告示
- 螢光板
- 島根県支部長に沖田泰治氏(50回生)就任
- 北区支部長に板垣和夫氏(49回生)就任
- 豊島区支部長に武藤敬氏(54回生)就任
2面
- 論壇 医師国家試験と臨床研修
- 卒業を祝して 会長 梶原 優(45回生)
- 卒業を祝して 医学部長 高山忠利(53回生)
- 卒業者(89回生)
- 大学院博士課程修了者
- 日大医学同窓新聞投稿規程
3面
- 学長賞受賞にあたって 木村倫子(89回生)
- 2月定例理事会
- 3月定例理事会
- 第110回医師国家試験合格者
4面
- 松川吉博先生 鶴見大学歯学部内科学講座教授就任にあたって 北村 登(59回生)
- 同窓会長室から(42)同窓会活動の現状報告とお願い 梶原 優(45回生)
- 古阪 徹先生(51回生)耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野教授就任 岸 博行(75回生)
- 日大医学部同窓会 平成28年度行事予定
5面
- 日大プライド 医学部卒後教育担当 山本隆充(49回生)
- 学芸 新しい子供の病気 PFAPA症候群 日本大学医学部小児科学系小児科分野准教授 稲毛康司(52回生)
- 60周年記念文庫(84)プカプカの歌 伊藤紘一著 愛育社 西成田 進(46回生)
- きよしこの夜 中川滋木(37回)
6面
- 新春講話要旨 在宅療養の未来像 日本在宅ケアアライアンス議長 新田國夫
- 今、学生は…(31)佐藤赤彦(3年生)
- 知っていますか?医学部史料室(168) 新聞担当理事 宮川美知子(59回生)
- タイ・タマサート大学 医学部長一行来訪 学術・教育連携へ 野村泰之(65回生)
7面
- City of Hope 研究所長 Rosen博士来訪 早川 智(56回生)
- Around the World〜この時、世界は〜(2016年1、2月)
- 最終講義 湯澤美都子眼科学教授 春山美穂(64回生)
- 創立130周年記念事業募金について(3) 医学部長 高山忠利 医学部事務局長 小林 清
- 第7回キャリアアップセミナー 活躍する女性医師ロールモデル 女性医師ネットワーク担当理事 谷 眞弓(57回生)
8面
- 同窓会だより
- 必有会 卒後55周年記念会 鈴木吉太郎(33回生)
- 三一会の集い 中根正雄(31回生)
- 卒後51年目の蹈仁会 中川滋木(37回生)