同窓新聞
第730号(2023年1月号)
2023.03.31
プリズマ
新型コロナ感染拡大が猛威を奮っている最中、明治神宮、成田山新勝寺や川崎大師などは3が日の初詣で約300万人の賑わいとのこと、日本人の初詣習慣は久しぶりに復活したようだ。筆者の生家は田舎の古い家で仏壇と神棚があり小さい頃、朝起きると神棚に水をあげ2礼2拍手1礼、仏壇にお茶とご飯を上げて手を合わせ一礼することが習慣付けられていた。その後、父母の命日には墓参り、盆暮れ、彼岸の墓参や厄払いは仏式で、七五三、合格祈願や地鎮祭は神式で、更にお正月の初詣には近くの氏神様やお寺に詣、お札をもらい神棚に供えて家内安全、無病息災を祈っていた。またクリスマスやバレンタインはケーキやチョコで祝い日常に組み込まれて生活していた。日本人にとっての宗教を探究している阿満利麿氏よれば日本人の約7割が無宗教と答え、宗教心は大切であると言っている人が多いそうだ。その宗教心は融通と曖昧さで特定宗教の信者ではない。自然発生的に先祖から受け継がれ風俗習慣になってしまった宗教を「自然宗教」。日本人の無宗教は無宗教と言う宗教であると言っている。筆者も宗教や阿満利麿氏の説を十分理解はしてないが、強制勧誘、霊感商法や多額の寄付を強要するような宗教より、戒律や経典ははっきりしないが日本文化に溶け込んだ自然宗教?無宗教が好きだ。
目次
1面
- 日本大学医学部同窓会 創立記念式典講演骨子 創立記念日・10月24日 同窓会会長 隈部時雄(47回生)
- プリズマ
2面
- ―続―日大医学科徽章に就いて(36) 医学部設立100周年記念誌編纂作業部会 西成田 進(46回生)
- NASA JSC CVLab. 留学時の活動報告について。その7 中里龍生(61回生)
- パラダイムシフト 早川 智
3面
- 我が学生時代 高木健次郎(54回生)
- 今、学生は…(97) 室内楽アンサンブル部 堀井夏希(4年生)
- 日本大学本部に物申す 滝本至得(38回生)
- 昭和52年卒 50回生 半世会の紹介 山本樹生(50回生)
4面
- 1月定例理事会
5面
- 基礎研究から保険適応まで(経験例をもとに) 春日部市立医療センター 病院長 産婦人科部長 山本樹生(50回生)
- 落語に学ぶ雑学(63)薬、治療編 題目 宿屋の仇討 症状 不眠 佐藤公望(48回生)
- 同窓会長室から 隈部時雄(47回生)
- 動向(令和4年11、12月)
7面
- 医局紹介 小児科・新生児科 岡橋 彩(医局長・75回生)
- 【SDGs】ウエディングケーキモデル 天木 聡(52回生)
8面
- 令和5年度 医学部同窓会60周年記念 医学奨励金研究助成金 受領者決定 学術担当理事 權 寧博(65回生)
- 鳥取・岡山 合同支部会 開催 清水直樹(46回生)