同窓新聞
第735号(2023年7月号)
2023.09.29
プリズマ
令和5年5月8日から新型コロナは感染症法上5類に移行し、3年間続いたコロナ禍は新しいステージに入り、中止や縮小を余儀なくされていた様々なイベントがコロナ禍前の規模で復活している。それに伴い新型コロナも普通の感冒のような扱いになってきているが、残念ながら新型コロナの性質は変わった訳ではないため、一度感染者が発生するとある程度の集団発生は避けられない状況が続いている。5類移行により、我々医療人としては様々な対応が求められるようになり、新型コロナとはうまく付き合っていかないといけない。
さて、コロナ禍により会議や学会はWEB参加が当たり前になり、日大医学部同窓会理事会もZOOM会議で開催されるようになり、卒業後故郷に帰ったため遠い存在になっていた日大同窓会活動に参加する機会を頂いた。理事の母校愛を間近に感じられたことは良かったが、リーダーと脇を固める執行部の意見の対立が気になった。今年春からリーダーが退任し、雨降って地固まるで、以前より運営はスムーズになったようである。理事会も対面で行われるようになり、私もお役目御免であろうが、次回の同窓会のリーダーの選定においては、問題を自ら発見し、それを解決するために、他人と意見を共有出来る人材が選出されることを心から望む。
目次
1面
- 移動理事会・医学部役員との合同懇親会 総務副担当理事 須賀田元彦(61回生)
- プリズマ
2面
- 皮膚科学分野教授就任挨拶 藤田英樹
- 医療管理学分野教授就任挨拶 日本大学医学部社会医学系医療管理学分野 主任教授 田倉智之
- 退任のご挨拶―造血器腫瘍と闘って― 内科学系血液膠原病内科学分野 教授 八田善弘(56回生)
- 櫻三會会便り 勝呂 長(28回生)
- 日大医学部の歴史(41)―国際興行バス開通― 日本大学医学部創設100周年記念事業準備委員会 西成田 進(46回生)
3面
- 川崎病にまつわる秘話(1) 中川滋木(37回生)
- 「75歳の壁 1」 同窓会顧問、クラス代表評議員 岡野匡雄(43回生)
- 今、学生は… (102) 6年クラス委員 井田利香(医学部6年生)
- 私の被爆体験〈2〉 岡崎識嗣(33回生)(日大病院三浦修皮膚科教授の門下生)
4面
- 7月定例理事会
5面
- 日本大学医学部同窓会 代表評議員・評議員一覧(令和5年5月1日〜令和8年4月30日)
7面
- 令和5年度 日本大学医学部同窓会 高知県支部総会開催
- 新潟県支部総会 新潟県支部長
- 動向(令和5年5、6月)
8面
- 医局紹介 産婦人科 下河早織
- 思い出の春日部市立病院 周防大島町立 大島病院 内科 今田聰雄(38回生)