同窓新聞

第739号(2023年12月号)

2024.01.31

プリズマ

最近老化と緑内障で読書が困難になった。そこで拡大ルーペを使用してみたが焦点合わせが一苦労で、読みながらのルーペ移動は不便だ。オーディオブックはあるが種類は寂しい。さて、最近本学の不名誉な事柄が報道され辛い毎日が続く。温故知新ではないが、創成期のまさに芽吹の頃の日大医学部を知ろうと日大医学同窓新聞縮刷版を読み始めたが、新聞面を縮刷した記事の文字は微小で、拡大ルーペを用いても私の目ではとても読めない。電子ルーペなるものも多く存在し需要は多いようで、価格も様々だが、文章の一部の拡大で役に立ちそうもない。スマホで写メを撮ったが、スマホの画面は小さすぎる。たまたま手元にあったipadを使ったら、A4全面を写メに収め、読みたい記事をズームあるいはPCに転送して読むことができた。縮刷版の文字が鮮明なら、読み上げも可能だ。これなら創成期からの熱い新聞の歴史を読み進めて行けそうだ。

目次

1面

  • 秋の評議員会・臨時総会開催 総務担当理事 倉石和明(64回生)
  • 令和5年度 長寿者御芳名一覧
  • 令和5年 秋の叙勲者
  • 日本大学医学部同窓会会長選挙結果報告
  • プリズマ

2面

  • 支部長・卒業年次代表者会開催 総務担当理事 倉石和明(64回生)
  • 令和5年度 両国・千葉日大一高会“江駿医会” 開催

3面

  • 税を考える(51)2024年相続税、贈与税改正ポイント! 公認会計士 松田理明
  • 「75歳の壁 5」 同窓会顧問、クラス代表評議員 岡野匡雄(43回生)
  • 動向(令和5年9、10月)
  • 今、学生は… (105) 杉山聖恩(3年生)

4面

  • 心に残っている患者さん 大橋記念 薬師堂眼科クリニック 院長、宮城県/仙台市 指定難病審査委員〔前 宮城県立こども病院 眼科部長〕 山口(旧姓:大橋)慶子(56回生)
  • 過し日の光景―系統講義 富澤憲民(46回生)
  • 落語に学ぶ雑学(69)身体編 題目 垂乳根(たらちね) 発育 胎児 佐藤公望(48回生)

5面

  • 我が母校 我が学生時代 脳外科クリニックくだ 院長 久田 均(56回生)
  • 我が母校 我が学生時代 JCHO 横浜中央病院 病院長 川田 望(56回生)

7面

  • 学術奨励賞受賞記念講演要旨
    iPS分化心筋細胞を用いたデスモグレイン2欠損心筋症の病態解明 大阪警察病院 循環器内科 副医長 志波幹夫(84回生)
    健常乳児の頭蓋形状の経時的変容と変形の予防 春日部市立医療センター 小児科主任部長 宮林 寛(69回生)
    ミトコンドリア障害は慢性腎臓病患者の多様な不調の要因である 徳島大学病院 腎臓内科 講師 田蒔昌憲(79回生)
    ミトコンドリア遺伝病の伝搬防止へ向けた配偶子系列遺伝子治療~MST法の開発からヒトへの応用~ 東北大学大学院医学系研究科 周産期医学分野 准教授 立花眞仁(72回生)

8面

  • 令和4年度 同窓会60周年記念 医学奨励基金研究助成金受領者成果報告
    活動量計を用いた児童・思春期睡眠障害の診断アルゴリズム開発 日本大学医学部 精神医学系 精神医学分野 准教授 金子宜之(80回生)
  • 医局紹介 泌尿器科 中原 健(86回生)