同窓新聞
第741号(2024年3月号)
2024.04.30
プリズマ
人工知能(AI)の進化により生活やビジネスのあり方に革命がもたらされた。AIは第四次産業革命の象徴ともされ、様々な産業や分野で効率・生産性が高まっている。医療分野でも診断・治療精度の向上、製造業では生産ライン効率化などがその例である。また、新たなビジネスモデルやサービスが生まれ、市場に革新をもたらしている。話題のChatGPTではディープラーニング技術の進化により自然言語処理が進歩し、コミュニケーションや情報処理に革新をもたらし、自然な応答を生成している。教育分野では、個別化された学習体験を実現し、生徒の学習効果を最大化している。また、創造性を要する領域でもアイデアのインスピレーションを提供し、新たな発想を生み出すサポートを行っている。多くの企業や研究機関が生成AIの開発に注力している。生成AIの応用は多岐にわたり、AIの進化はさらに発展し、より高度な表現力を持つAIやさまざまな領域での新たな応用が可能になると期待される。AIは人間の能力を補完し、より効率的な社会の構築に貢献しうるが、その普及には課題もあり、倫理的な側面やプライバシーの問題が議論の的となっている。適切なガイドラインや規制の整備が求められる。AIの管理について安心・安全・信頼を高める決意が国連総会で初めて決議採択された。
目次
1面
- 令和5年度 大学院医学研究科・医学部 学位記伝達式挙行
- 新年交歓会開催 総務担当理事 倉石和明(64回生)
- プリズマ
2面
- 夢に向かって~新学部等・新病院建設に向けて~ 医学部長 木下浩作(60回生 救急医学系救急集中治療医学分野)
- 卒業を祝して 会長代行 吉澤明孝(58回生)
- 学長賞受賞にあたって 山本尚子(6年生)
- 動向(令和6年1、2月)
3面
- 新病院・新学部棟建設に係わるこれまでの経緯と今後の計画の概要~第一報~ 医学部長 木下浩作(60回生)
- 今、学生は…(107) 令和5年度1年クラス委員 金子拓矢(1年生)
4面
- 2月定例理事会
- 3月定例理事会
5面
- 3月定例理事会
- 我が学生時代 元 松田医院 松田光郎(55回生)
6面
- 「75歳の壁」を書き終えて! 同窓会顧問、クラス代表評議員 岡野匡雄(43回生)
- 「昔はよかった」という話(後編) 板垣和夫(49回生)
- シベリア・モンゴル抑留の同窓生(45)書評:「命の歎願書―モンゴル・シベリア抑留日本人の知られざる物語を追って―」井手裕彦 集広舎 日本大学医学部創設100周年記念事業準備委員会 西成田 進(46回生)
7面
- 病態病理学系 微生物学分野 早川 智教授 最終講義「産婦人科と感染症二足の草鞋の四十年」 病態病理学系微生物学分野准教授 相澤志保子(75回生)
- 白濤会(46回卒)卒後五十周年記念が開催される
- 旧第一外科同窓会 忘年会開催される
8面
- 静岡県支部総会(2023年)
- 医局紹介 呼吸器外科 河内利賢